2012年10月17日

石巻

先日、エコシルフィのメーカーである北上電設工業の代理店会議
が2年ぶりに開催され、震災後初めて石巻を訪問しました。
いまだ復興途上という事や交通インフラ整備が数年後という事も
あって石巻の復興現状をしっかり見てもらいたいということで、
代理店懇談会と銘打っての開催でした。

街には『支援に感謝します!見ていてください。』というような
力強いメッセージがいたるところに掲げられ、経過した時間と
地元の皆さんの地に足ついた精神の復興を見る思いがしました。

全国の代理店の皆さんと会議、懇親会のあとの2次会は夜の街の
復興確認と称して何軒もはしごで駅周辺や夜の街は以前と何ら変
わりない様子で逞しい限りでした。

翌日はバスを仕立てて頂いてメーカーの仮事務所、そして港湾方面
に出ると集積された瓦礫・スクラップの車、再稼働に向けた工場の
様子などを見ながら海岸線を北上。

片づけの進んだ町並みのいまだ曲がったままの標識やガードレール
の方が津波の影響を残しているような印象でした。

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しかし、峠を越え5m太平洋側に動いたといわれる牡鹿半島の付け根の
女川に着くと景色が一変致しました。何もありません。ここに街と多
くの人の生活があったと言われてもピンとこないというのが正直な処
です。

片づけと整地が進んでいるだけに、風に飛ばされた段ボール箱の様に
横倒しになったSRC造のビルの異様に何が起きたのか、どんな力だった
のか・・想像出来ないけれど倒れてる・・。地元の方も高台から見る目
の前で起きている現実を受け入れることができなかったことでしょう。

一瞬にして全てを失う様な経験とは、精神状態とは如何なものでしょう?
そして、そこから踏み出す力。『泣いて一足 次の一足 唄で出す!』
唄の文句では無いですが何であれ、生きていかなくてはならないのです。

                          小東 正洋



posted by セーフティー at 21:29| 東京 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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