年を重ねる毎に時間がやけに早く流れるように感じてしまいます。
それだけ、あたまが既知情報で一杯になって記憶に鮮明に残るよう
な体験や感動の瞬間が少なくなっているのでしょうか?
そうだとしたら寂しい限りです。
胎内記憶という言葉を最近耳にしました。子供が母親の胎内に居る
時の記憶や出産時の様子を3歳位の頃にしゃべることがあるそうです。
生物学的にはほぼ成体近くまでに成長している訳ですから、有っても
不思議ではない様にも思いますが・・。
でも、これを調査研究されている産婦人科医の池川先生は業界からは
オカルト研究をするのかと白い眼で見られたということですから医学
的には『有り得ない』範疇のテーマなんですね。
おもしろい事に胎内記憶を話す子供たちに母親の胎内に入る前の記憶
まで有って、『お空に居て、どのお母さんの子になろうか決めて滑り
台に乗って降りてくる』パターンの話が多いようです。
こうなると宗教の世界の話じみますが、親子の『縁』にも十分な『因』
があるということになり、我家の子供たちも訳あって来たのかと思うと
また新鮮な感覚と何かそれに応えなければ・・という気になるから不思
議です。
小保方晴子さんが発見した万能細胞のSTAP細胞が再生医療の現実化
に大前進のお話も年明け早々のおめでたい話で誇らしい限りです。
身近な処にも、未知の領域がいまだ溢れていることを知らされた春先です。
小東 正洋